瞑想って座禅を組まないとできない？

一人の環境でないとできない？

静かな環境でないとできない？

そのように思っていませんか？

瞑想をするにあたって特別な環境は必要ありません。

車の運転中はおすすめしませんが、

通勤中の電車やバスの中やトイレでもできます。

「落ち着きたい」

「気持ちを切り替えたい」

「頭をスッキリさせたい」

そのようなときには、1分間瞑想方法をやってみてください。

とても簡単な瞑想方法です。

まず、姿勢などにはこだわらず、

目を閉じて、

自分の呼吸に意識を向けていきましょう。

息を吸い込んだとき、その息が身体のどのあたりに入ったのか、

胸なのかお腹なのか、その量はどれくらいなのかに意識を向けながら、

楽なペースで3回呼吸をしてみましょう。

自分の呼吸がどのようになっているのかを観察するだけでいいのです。

3回の呼吸が終わったら、そのまま呼吸を観察し続けます。

1分間～3分間、時間が許す範囲で自分の呼吸に目を向け続けます。

「呼吸は浅いでしょうか」

「深いでしょうか」

「だんだんと深くなっているでしょうか」

呼吸を観察することで、「今、この場所」に意識を集中することができます。

呼吸に集中している間は思考を手放すことができ、気持ちのリセットができるのです。

普通に生活しているだけで、

みんな「思考のループ」にはまってしまいます。

「人からこう思われてるかもしれない」

「あの人は自分を嫌っているかもしれない」

「あ～でもない」

「こ～でもない」という考えが次々に浮かんで心が振り回され、

脳が疲れてしまっています。

そんなときに規則的な呼吸に意識を集中すれば、

答えの出ない考えや感情の起伏をリセットでき、

落ち着きを取り戻すことができます。

気分転換したいとき、リラックスしたいとき、

また、気持ちよく眠りにつきたいときにもおすすめの瞑想法です。